子どもの健康
小児科の受診の前に。持っていくと良いものや、家庭でできるセルフケアをご紹介します。
目次
小児科の受診の前に。持っていくと良いもの
急な発熱など、受診前はバタバタしてしまうことも多いですよね。あらかじめ持ち物を確認し、必要な情報は事前に整理しておきましょう。
【 その他、あると便利な小児科受診グッズ 】
- 着替え、授乳グッズ
- ブランケット
- お気に入りの絵本やぬいぐるみ など
こんなときはどうする?迷ったらまずは救急電話相談に!
【 困ったときの相談窓口 】
JAL 健保にご加入の方は、「オンライン健康相談 First Call」がご利用いただけます
https://jalkenpo.jp/counseling/#cap01お薬の処方で注意したいこと
かぜに抗菌薬(抗生物質)は効きません
子どもの「かぜ」には抗菌薬(抗生物質)は効きません。抗菌薬は「細菌」を殺す薬ですが、多くの「かぜ」の原因である「ウイルス」には効果がないのです。
更に、必要ない時に抗菌薬を使うと、下痢などの副作用ばかり出てしまう危険があります。また、不適切な薬の使用で菌が薬に慣れてきてしまい、将来重い感染症に罹った「ここぞ」という時に、薬が効かないこともあるため注意が必要です※1。
かわいい子には話をさせよう
ついつい、自分が話していませんか?
病院に行った時、ついつい子どもの代わりに親が医師と話していませんか?子どもがある程度お話できる年齢になったら、まずは症状を自ら医師に伝えさせることをお勧めします。
子どもが自分でお話することで、親には分からない子どもの感じている違和感が伝わったり、自分の症状を他人に伝える成長機会にも繋がります。
また、子どもにとっては、「大人が勝手に決めた苦い薬を飲まされる」ではなく、「自分で相談して、一緒に決めたお薬を飲む」という体験になり、治療にも積極的になりやすいと言われています。
子どもの将来のためにも、まずは子どもに受け答えさせてみて、後から親が補足する受診スタイルを取ってみましょう。
- 厚生労働省 2023/10 「抗微生物薬適正使用の手引き 第三版」
家庭で困った!ときのセルフケア
胃腸炎や食あたりなど、急な嘔吐や下痢の症状の時に覚えておきたい、家庭でできる対応についてご紹介します。
何度も吐いてしまうときは、ペットボトルの蓋ですくえるぐらいの少量の経口補水液から
何を飲んでも食べても吐いてしまう場合は、少しずつなら何とかなることもよくあります。小さじ1杯ずつ、なめるくらいのスピードから始めてみましょう。経口補水液だと塩分も一緒にとれるのでベストです。
下痢止めで無理に止めず、自然に外に出す
お腹の中で悪い病原体が増えてしまっているときは、身体の外に出すのが自然な形です。つまり下痢は、身体が治ろうとして活動している証なのです。薬を使って無理に止めると病原体の排泄を遅らせてしまうので、最近は下痢止めを使わないのが一般的です。
家庭内で移さないよう、石鹸での手洗いを
胃腸炎の原因として有名なノロウイルスなどには、アルコール消毒が効きません。胃腸炎の子を看病する時には、アルコール消毒ではなく、石鹸で手洗いするよう心がけましょう。
子どもの予防接種・ワクチン
そもそもワクチンって何?
ワクチンとは、感染症やその重症化の予防に使う医薬品です。感染症とは、病原体が体内に入り込んで増え、症状が出る病気のことを言います。症状は病原体の種類によってさまざまで、発熱や吐き気、下痢や咳などがあります。ワクチンは子供から大人まで広く使われ、世界では毎年250 万人以上もの子供の命を感染症から救っていると言われています※1。
ワクチンはなぜ効くの?
- 体の抵抗力を強めて感染症から体を守る
-
ワクチンは、体の抵抗力を強めて感染症から体を守ります。この抵抗力のことを「免疫」と呼びます。
免疫には記憶力があり、一度闘った相手のことを覚えてくれます。このおかげで、私たちの体は一度かかった感染症にはその後かかりにくくなります。
ワクチンは、感染症になる前に免疫に「練習」をさせて相手のことを覚えさせ、抵抗力を鍛える道具として働きます。免疫は、ワクチンという練習台で本物の病原体との闘い方を事前に覚えます。そうすると、その後本物の病原体がやってきたときに免疫は効率的に闘うことができるので、体を守ることができるのです。
お子さんのワクチンの種類や接種スケジュールがわからない、確認したい場合は、「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」なども活用してみましょう。
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=138
- WHO「E-learning course on Vaccine Safety Basics」
子どもの健康のポイント
お子さんの健康を守るために、日頃の備えと正しい知識を。
- 受診の備え
- 救急相談の活用
- 家庭でのケア
ライフスタイル
ウェルボディ
がん
メンタルヘルス