生活習慣病
目次
不健康な生活から 生活習慣病へ
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒など生活習慣が、発症・進行に関与する疾患群であり、がん(悪性新生物)、心疾患(狭心症や心筋梗塞などの心臓病)、脳血管疾患(脳梗塞やクモ膜下出血などの脳の病)などの病気が含まれます。ただし、生活習慣病の発症には、生活習慣だけでなく遺伝的要因などの複数の要因が影響するという点に配慮が必要です。
検査結果の見方と生活改善のポイント!
生活習慣病は生活習慣を改善すれば発症リスクを軽減することができる、予防できる病気です。まずはたばこを吸っている方は禁煙する、飲酒習慣のある方は減らす(適量を守る)、歯周病の治療(歯周病菌が悪化させる原因となるため:詳しくは歯の健康を参照)を行ったうえで、以下の改善のポイントを参考にしてください。
LDL コレステロールが高い方、中性脂肪が高い方、HDL コレステロールが低い方
- 魚の油はたっぷり、肉の脂は控えめに。特に夕食は肉より魚を!
- インスタント食品や、菓子パン、ポテトチップス、ドーナツ、かりんとう、芋けんぴ等は控えめに
生活習慣病の進行と発症
生活習慣の乱れから静かに進行し、発症する生活習慣病を正しく知り予防に努めましょう。
脳血管障害(ex. 脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)
脳の動脈硬化が進み、血管が詰まったり破れたりする病気です。最大の原因は高血圧と言われていますが、たばこや大量飲酒もリスクを高めます。
心疾患(ex. 狭心症・心筋梗塞)
動脈硬化により心臓の血管が狭くなったり詰まったりして、血流が悪くなってしまった状態です。心筋梗塞は突然死することもある病気です。たばこ、脂質、メタボリックシンドロームが3大因子です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
肺の内部が破壊されたり気管支が狭くなって、息苦しさ、特に息を吐きだしにくいという症状が現れる進行性の肺の生活習慣病で、喫煙が原因です。
がん
国民の2人に1人が罹患し、4人に1人が亡くなるがんは、日本において重要な課題です。
生活習慣とがん発症リスク
特定のがんは、以下のような生活習慣と関連があることが指摘されています。生活習慣を見直し、改善することで、予防に努めることができます。
- たばこ
- 肺がん、食道がん etc.
- 飲酒
- 食道がん、大腸がん etc.
- 食生活
- 胃がん、食道がん etc.
身体活動とがん予防
仕事や運動などによる身体活動量が多い人ほど、がん全体の発症リスクが低くなるという報告があります。
命に関わる生活習慣病は、生活習慣の改善によって予防が可能です。ご自身に合った健康的な生活習慣を見つけることが大切です。
特定保健指導で元気+お得に
特定保健指導は、脳卒中・心筋梗塞・糖尿病などの生活習慣病予防を目的に、健康診断の結果に基づき、食事や運動、休養などひとりひとりに合わせたオーダーメイドのアドバイスを受けられるプログラムです。JAL グループでは、安全配慮義務の観点から、特定保健指導の対象として該当したすべての方へ案内し、実施をお願いしています。
参加費は無料(全額健保負担)です。案内状が届きましたら、必ずお申込みください。
毎年の定期健康診断の結果をもとに生活習慣病のリスクが高いと判定された40〜74歳の方を対象に実施しています。対象となった方は病気になる一歩手前の状態ですので、自覚症状はありません。この段階で生活習慣を見直すことによって、手遅れにならずに、今後の健康を維持することができるのです。
特定保健指導の実施は、法律によって定められています。対象者の実施割合が基準を下回ると国から健保にペナルティが課され、みなさまの保険料が増額することにもなりかねません。
【管理職、人事・健康管理担当のみなさま】
参加への声掛け、離席配慮等をお願いいたします。その際は、他の方に対象者であることを知られないようご配慮ください。
特定保健指導ってどんなことをするの?
初めに、保健師または管理栄養士などの専門家とオンラインまたは対面による面談を行います。面談では、健診結果の改善のために、食事や運動、節酒、禁煙などの生活習慣を専門家と一緒に見直して、行動目標と具体的な行動計画を考えます。その後、メールやチャット、電話などで 3〜6ヶ月間継続的にフォローアップを受け、健康的な生活習慣を実践していきます。行動目標や行動計画は専門スタッフが、対象の方の生活スタイルや勤務状況に合わせて提案しますので、無理なく実践できる内容になっています。
健診結果のリスクの数により動機付け支援または積極的支援のどちらかのコースに分かれます。フォローアップの回数はコースによって変わります。
生活習慣病予防のポイント
生活習慣を見直して、予防できる病気を防ぎましょう。
- 生活改善
- 正しい知識
- 保健指導の活用
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