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女性の健康Woman's Health

年代別ライフ&ヘルスチェック
20~30歳代のセルフチェック

仕事に遊びに恋愛に、いろいろなことに興味を持って、一生懸命取り組もうとする年代。
でも、「まだ若いから」「元気だから」と油断していると、病気のサインを見逃してしまうかも。

<診断方法>
自分に当てはまると思う項目の右側にある○にチェックしましょう。○が2つの場合は2つともチェックを。それぞれのチェック数を合計し、A ~ Cのうち最も多いものがあなたのタイプです(複数のタイプに該当する場合もあります)。

Aが一番多いのはいつもがんばり過ぎ

ストレス過剰タイプ

仕事もプライベートもつい無理をしがち。がんばりすぎてココロの均衡が崩れると、自律神経失調症や躁うつ病(双極性障害)、不眠症などの原因に。また、忙しさやストレスから、食事が不規則になると、生活習慣病や脂質異常症、代謝異常のリスクも高まります。良質な食事・睡眠をとるよう心がけ、自律神経を整えましょう。ゆっくり入浴するのも効果的。たまには慌ただしい日常から離れて、ココロとカラダを休めましょう。

Bが一番多いのは血流の悪さと貧血に注意

カラダ冷え冷えタイプ

体内に熱を運ぶ血液の流れが悪くなると、貧血や便秘が起きやすくなります。子宮の血行も滞り、月経痛や月経不順を引き起こすことも。定期的に運動をする、薄着を避ける、冷たい飲食物は控えるなどの心がけが大切です。38~40℃のお風呂にゆっくり浸かり、ショウガなどカラダを温める食材を積極的に摂って。また、近年若い女性にも多い膠原病(こうげんびょう)でも冷えの症状が出ます。極度の冷え性や月経痛がある場合は病院で診察を受けましょう。

Cが一番多いのは不規則な生活が原因

ホルモンバランス崩れタイプ

不規則な生活が続くとホルモンバランスが崩れ、自律神経にも影響を与えます。月経困難症や排卵障害、月経異常などを招き、不妊の原因にも。若いうちから更年期障害のような症状が出る「プレ更年期」になる人も増えています。起床・就寝時刻を一定にする、規則正しく食事を摂る、喫煙・飲酒を控えるなど、無理のない範囲で生活習慣を整えることから始めましょう。症状がつらければ婦人科で相談してみることをおすすめします。

40歳代〜のセルフチェック

仕事では責任ある立場や教育的な役割を任されたり、子育てや家事に尽力したり……と、誰かに頼られることが多いこの年代。 ついつい、自分のことを後回しにしていませんか?

<診断方法>
自分に当てはまると思う項目の右側にある○にチェックしましょう。○が2つの場合は2つともチェックを。それぞれのチェック数を合計し、A ~ Cのうち最も多いものがあなたのタイプです(複数のタイプに該当する場合もあります)。

Aが一番多いのはなんでも完璧にこなしたい

ストレス・不安過多タイプ

細かいところまで目が行き届き、何事も完璧に取り組むのは素晴らしいこと。でも、知らず知らずのうちにストレスがたまっていませんか?過度なストレスは、自律神経失調症やうつ病、不眠症、高血圧症などを招きます。白髪や薄毛 の主な原因もストレス。また、原因不明の頭痛やだるさなど不定愁訴(ふていしゅうそ)に悩むことも。趣味や休息など、1日1度はリラックスできる時間を作り、自分をいたわりましょう。

Bが一番多いのは体力も気力も減少気味

エネルギー不足タイプ

食欲がなく、カラダの冷えを感じるのは、内臓の働きが鈍くなっている証拠。 腸がトラブルを起こし、便秘や下痢を繰り返していませんか。ひどくなると貧血や骨粗しょう症、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)、慢性疲労にもつながります。まずは体内で熱を作れるようにすることが大事。食欲がないからといって食事を抜いたり、肉・魚類を食べないなど偏った食事は避けて。カラダを温める食事を心がけ、適度な運動で筋肉をつけましょう。

Cが一番多いのはそろそろ更年期障害?

ホルモンバランス崩れタイプ

更年期障害は誰にでも起こりうるものですが、普段からホルモンバランスが崩れていると時期が早まる、症状が重くなる可能性も。脂質異常症、甲状腺疾患、自律神経失調症、うつ病など心身のトラブルも招きます。また、女性ホルモンの働きが弱まると耳鳴りやめまいを引き起こしやすく、メニエール病や突発性難聴になることも。不足しがちなビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取し、規則的な生活で調子を整えましょう。