

ロコモティブシンドロームLocomotive Syndrome
もし「ロコモかもしれない…」と不安を感じたり、足腰の痛みやしびれなどの症状がすでにある方は放置せず、整形外科を受診しましょう。軽度でも痛みが続く場合には検査が必要です。
こちらのページで紹介した、「ロコモ25」では簡単な問診に回答することでセルフチェックも可能です。
「日常生活は何とかなるし、忙しいから…」と放置していると、「骨粗鬆症」「変形性膝関節症」「脊柱管狭窄症」など重大な病気になったり、将来介護が必要になるリスクが高くなります※1。
無理せず、痛みが出たら早期に受診しましょう。また、親御さんが症状を訴えているときにも、受診の目安として「痛み」があるかどうかを確認してみましょう。
※1 一般社団法人 「千葉市医師会」
受診する場合は、身体のどこに痛みがあるかで判断し適切な診療科を受診しましょう。治療にあたっては、痛みの原因を見極め、状態に合わせて適切に治療することが重要です。
痛みがない場合は、主に理学療法士による運動指導が治療の中心となります。日常生活では、タンパク質やカルシウムを摂取することも大切です。
痛みがある場合は、整形外科専門医による治療が必要になります。痛みなどによって運動を避けることにつながったり、精神的にも悪影響を及ぼしたりするので、痛みを抑える薬などを使いながら、運動療法を行います。無理をせず、ご自分のペースで続けることが特に重要です。
長い距離が歩けなくなる等の症状が出てきたら、痛みの場所にもよりますが心臓や肺など、関連疾患の疑いも考え、内科を受診が必要な場合もある事を頭に入れておきましょう。
病院では痛みの原因を探りながら治療法を提示してもらえるので、一人ひとりに合った治療法を受けることができます。